色とりどりの たくさんの "中細" の毛糸たち・・・
母が遺してくれたものです
わたしが 手織りをやりたいと思った理由のひとつは
この "中細" の毛糸を生かしたいと思ったから
編み物で使うには とても使いこなせないくらい
たくさんの毛糸なのです
母は 洋裁や和裁 生け花にフラワーアレンジ アートフラワーなど手芸や手仕事が得意で
特に 編み物が大好きでした
かぎ針や棒針 そして
わたしが小さい頃は 機械編みが流行っていました
今は 機械編みを家庭で・・・なんて考えられないけれど
あの頃は 家族みんなの洋服や小物を作ってくれていました
機械編みには この "中細" の糸を使うんですね
毛糸は "かせ" の状態で売られてた時代
玉巻き機で巻いて すぐに使える状態になっていました
母の字で綴られたメモ
もしかしたら 着なくなったものをほどいて かせにして洗って 玉巻きして
別のものに 編み直そうと思っていたのかも知れません・・・
早速 タテ糸に "中細" の毛糸を3本取りで使って
ストライプ模様のマフラーを織ってみました
ストライプがきれいに出るように
ヨコ色には タテ糸と同系色の緑・黒の撚り糸を使っています
中細の3本取りは タテ糸の張り具合が不均一になりやすく難しかったのですが
なんとか 織り上がりました
緑色は 幼いころ 弟が大好きだった色
母は この糸で弟の洋服を作っていたように記憶しています
来月は バレンタインデーですし
母の思い出と共に 弟にプレゼントしたいと思っています・・・☆